ビジネス環境の変化が著しい昨今、消費者の行動や従業員の働き方など、社内外で価値観の多様化・複雑化が進んでいます。企業はそこに対応していくためにも柔軟な変化が求められ、そうした変化を社内外に表明するべく、新しいビジョンや中期経営計画を発表する企業が非常に多くなっています。
これまでのビジョンや中期経営計画の“発表の場”といえば、トップが「これでいくぞ!」と1つの方向性を伝え、旗を降って推進していくイメージでした。しかし、ビジョンや戦略を実現する社員の働き方や価値観の多様化は進んでいます。そうした、この時代に求められているのは、ゴルフで例えるとフェアウェイゾーンやOBゾーンを伝えるイメージであり、一人ひとり異なる軌跡やステップで、緩やかに大きな方向へ進んでいこうというものです。その答えは1つではないからこそ、ただ伝えるだけの“発表の場”だけでなく、その大きな方向性についてみんなで考え、自分なりの答えを導きだしていく“創発の場”が、より企業の変革や成長を醸成する「場づくり」の重要なポイントになります。
内容を魅力的に伝える場の設計や演出方法が思い浮かばない…
どうすれば一方的なプレゼンではなく、双方向性を演出できるんだろうか…
経営陣のプレゼンにおいて各人の主張は強いものの、つながりが感じられない…
経営陣の一体感、一枚岩感を醸成するにはどうしたらよいのだろうか?
計画や戦略を実行する現場社員が、
自分事として実現に向けた行動変化を起こすには何をしたらよいのだろうか?
ビジョンが単なる言葉にしかなっていない。
社員の変化への士気が上がるものにするためには何が足りないのか…
受けて側の不安や疑問を適切に取り除けている状態であること
訴求したいメッセージが明確になっていること
一方的に「伝える」のではなく、受け手側へ「伝わる」全体設計になっていること
ステークホルダーが会社の未来に期待を抱いている状態を創れていること
対象者に応じて適切なアプローチ方法がとられていること
既に共有している経営戦略、事業戦略と発表内容に矛盾がないこと
経営陣自身がその背景や意図を理解し語れる状態であること
経営層が長い時間をかけ議論した内容は、受けて側に結論を伝えれば、すぐに行動に移せるわけではありません。リンクイベントプロデュースでは、ビジョンや中期経営計画を発表する機会で、それらを実現する社員の共感・理解・行動を促すためには、「認知」と「浸透」が有効だと考えます。
「認知」フェーズ
抽象的になりがちなビジョンや戦略の意図や文脈伝え、決定に至るまでに経営層が辿った思考を疑似的に追体験させることで、期待感を醸成します。社員の納得が得られるような配慮を施した、“体感コミュニケーションメディア”となる“場づくり”が非常に有効となります。
「浸透」フェーズ
そのビジョンや戦略を自分の言葉や役割に落とし込み、日々の業務に反映させて実行を促す“創発の場”となる“場づくり”が重要になります。 私たちは、お客様となる企業の目的や組織状態や課題感を踏まえ、最適なビジョン・中期経営計画の「認知」「浸透」を実現する“場づくり”で、企業成長へのドライブを力強くサポートいたします。
企業の現状把握支援(サーベイの実施およびヒアリング)
訴求すべきメッセージの立案支援
メッセージの訴求方法の企画 (“場”のグランドデザイン)
イベントのコンセプト企画、運営支援
イベントの表現/演出方法企画、手配、運営
実施後のサポート各種
※全体設計からイベントの企画立案、各種ワークショップやトレーニングプログラムの提供、
その他クリエイティブ制作など、必要に応じて網羅的にサポートが可能ですので、
まずはお気軽にお問合せください。
これまで200社以上のビジョン・中期経営計画発表プロジェクトの企画・設計・運営実績